本当にかわいそうな話

2016/09/12

今から13年前の話です。
 県南のA市のお客様のところで外壁の塗装工事をしていたときのこと。 毎日同じ時間に現場前を散歩する60代ぐらいの女の方がいました。 毎日なのでそのうち挨拶をするようになり、ある日こう私に尋ねてきたのです。 「ずいぶんと丁寧にするんですね。何回ぐらい塗っているんですか?」と私に尋ねてきました。 「3回ですよ」と答えると顔が急に暗くなり私に事情を話してくれました。その方は約25年前にA市に県外から引越しをしてきて今の家を某大手ハウスメーカーで建ててもらったそうです。
 今は息子さんも独立され転勤が多いお仕事でお母さんは一人暮らし。数年前から外壁が汚くなってきたので建ててもらったハウスメーカーに塗装工事を依頼したのです。しかし、工事に来たのは名前の書いていないトラックでどんな業者かも分からず不安になり、その上、色も自由に決めさせてもらえず、おそらく塗り回数は1回だったと記憶をたどりながら話してくれたのです。しかも現状は塗り替え3年で色あせてカビだらけ。
 私もかわいそうでお宅を拝見させてもらいました。しかし、今さらどんなアドバイスをさせていただいてもお金は返ってきませんし、新たに工事もできません。本当にかわいそうでした。こんな話は割りと多くあります。
 大手ハウスメーカーだからしっかりした仕事をするとは限りません。結局作業するのは下請けの名無しのペンキ屋さんなのですから。

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