代表者の想い
私たちは自分を愛し、会社を愛し、仲間を愛し、仕事を愛し、お客様を愛し、この地域を愛し、塗装業界を愛します。
あなたの人生に、もう一度「輝き」を与えたい・・・
50代・60代のお母さん、お父さんへ

二代目代表親方 森定 竜也
塗替えリフォームとは、愛着のある我が家をきれいにすることで、お母さん、お父さんの人生にもう一度、輝きを与えることができる、いわば「プロデューサー」のようなお仕事だと私は思っています。
子供の頃、私は父親の仕事が嫌いでした。
ペンキまみれの汚れた作業着。休みもなく朝から晩まで働く姿。なぜか惨めに見え「塗装屋には絶対なりたくない!」と思うようになりました。
いつしか私は華やかな世界に憧れを抱き、その中でも結婚式関係の仕事に就きたいと思うようになり、いつかウエディングプロデューサーになりたいと思っていました。残念ながらプロデューサーにはなれませんでしたが、結婚式で人生の門出をお手伝いできる仕事に就きとても充実した毎日を過ごしていたのです。
転機は突然でした。それは、母からの一本の電話から始まりました。
父が病気である事を告げる内容。私は最悪の事態を考えました。父の生き方に反発した事への後悔。母の涙ながらの訴え。長男である責任感。まるで神様が「自分の運命に向き合え」とでもいうかのように私の気持ちを塗装業界へと導いたのです。
ブライダル業界から塗装業界へ転身。厳しい修行が始まりました。幸いにも父は大事には至らず、私を他の職人同様に指導しました。しかし、元々は「塗装屋には絶対になりたくない!」と家を飛び出した身。毎日のように親方である父との衝突。やり甲斐など見いだせるはずもなく悶々とした日々を数年過ごしました。
そんな時、ある60代のご婦人に出会いました。数年前に旦那様を亡くし、お家を大切にしていた旦那様の供養にと塗替えをご用命くださったのです。「お父さん、天国で喜んでくれるかしら・・・」とご婦人はつぶやきました。私は、そのお客様を担当させていただくことを通じて、ブライダル業界との共通点に気づきました。
私が前職で経験してきた結婚式は永遠の愛を誓い合う儀式でしたが、塗替えリフォームとは、その後、数十年経ち夫婦の「愛」をもう一度、思い出してもらうことができる大切な「儀式」のようなものだと気づいたのです。共通点はまさに『愛』でした。
それぞれのご家庭に人生ドラマがあり、そのお住まいに愛という名の歴史が刻まれています。
お母さんやお父さんが結婚当初を思い出し、20年前の我が家に帰りたくなる。嬉しいことも悲しいことも全部詰まったこのお家を今では我が子同然に愛している。そんなご夫婦のリフォームをブライダル業界で学んだおもてなしの心や真心でお手伝いできないかといつしか思うようになりました。
恥ずかしながら私は、この時やっと塗装職人になったことに誇りが持てたのでした。
塗替えリフォームとは、ご家族やご夫婦の『愛』をもう一段輝かせる、やりがいのある仕事でした。今では、この塗装という仕事に精一杯の『愛』を注いでいます。そして生涯の仕事として使命を感じる毎日です。
父が引退し私が二代目の代表親方となった森定塗装店ですが、施工実績では地元では一番のお店だといわれるようになりました。また、私の考え方に共感してくれる職人仲間も集まってくれました。しかし私たちは受注件数の多さを競い合うような訪販業者や総合リフォーム店にはしたくありません。
私たちは本気で思っています。森定塗装店に塗替えリフォームをご用命くださるお客様には、塗替えするお家以上にご夫婦の人生に、さらなる「輝き」を与えたいと・・・そして、大切なお家とともに銀婚式、金婚式を迎えてほしいと・・・そんな思いを抱いている職人集団であり塗替えリフォーム専門店が私たち「もりさだ塗装店」だと思っています。